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これからの働き方を叶えるオフィス~気象テクノロジーで未来を支える、日本気象協会のオフィスリニューアルプロジェクト~

日本気象協会の本社は東京・池袋のサンシャイン60にあります。1996年当時、東京都内の神田、麹町、大手町などに分かれていた事務所をサンシャインに集約。以来28年に渡り、地上約200メートルのオフィスから空を見守りながら、気象や防災・環境にまつわる情報発信・コンサルティングを行っています。

そんな日本気象協会 本社オフィスの一部をこの度リニューアル!実はこのオフィスリニューアルプロジェクト、2022年11月から段階的に進める長期プロジェクトとなりました。今回の日本気象協会 公式note「Harmonability style」では、新しくなった本社オフィスの様子と、オフィスリニューアル検討チームの声をご紹介します。

まずは2023年12月にお披露目となった、新たなエントランス(受付)をご紹介!日本気象協会が掲げる企業ミッション「Harmonability(ハーモナビリティ):自然界と調和した社会の創生」をテーマに、ホワイトと明るい木目を基調とした、シンプルで開放感のあるエントランスに生まれ変わりました。自然と人とが共生する“明るい未来への期待感”を意識したデザインで、コーポレートロゴマークの色でもあるグリーンとオレンジのソファーがアクセントになっています。

オフィスリニューアルにあたっては、関係する部署のメンバーを集めて「オフィスリニューアル検討チーム」を結成しました。各部署のニーズを踏まえた執務エリアの設計やインテリアの選定、そして移転に向けた全体スケジュールの調整などもこのメンバーが担当しました。
オフィスリニューアルでは「理想と現実のギャップをいかに埋めるか」が大変でした。おしゃれで遊び心が溢れるオフィスにしたい!という気持ちがある一方で、働きやすさや働く人に受け入れてもらえるかを考えながらデスクの配置や動線・設備を考えました。

「オフィスリニューアル検討チーム」のメンバー

これから何年も使われるオフィスのリニューアルを担当することは責任重大なことです。しかしプロジェクトに携われる機会をもらえて嬉しかった気持ちもありました。リニューアルをきっかけに、お客さまをお招きしやすくなるのはもちろんのこと、オフィスの雰囲気がさらに良くなり、日本気象協会で働きたい!働き続けたい!と思う職員が一人でも増えることを意識して、プロジェクトを進めました。

いくつ知ってる?曇りガラスには「天気記号」

せっかくの機会なので、エントランスにも「気象会社ならではの遊び心がほしい…」そう考えていたオフィスリニューアル検討チームでは、「曇りガラスに天気記号を載せる」というデザインを考案しました。天気記号は、以前日本気象協会が発行していた「ラジオ用天気図用紙」をヒントに、デザイン化しやすい丸囲いのマークを採用しました。「快晴(○)」や「曇(◎)」、「雨(●)」などは比較的分かりやすいのですが、あまり見たことのないマニアックな天気記号も…?例えばアルファベットの「S」に矢印「→」のついたものは「砂じん嵐」の天気記号です。ご来社いただいたお客さまに「へぇ~」と楽しんでいただけたらうれしいな、と考えています。

立体的なコーポレートロゴマーク部分は微調整を重ねる

入念な計画をもとに進めたオフィスリニューアルですが、もちろん思わぬハプニングが起こることも。エントランスの象徴である立体的なコーポレートロゴマーク部分はダウンライトで照明を当てるデザインにしたのですが、いざダウンライトが設置されると思った以上にロゴの影が目立ってしまい、視認性が悪くなってしまいました。会社の顔となる部分なので妥協はできず…施工会社さんには申し訳なかったのですが、わがままを言って一度設置した「ロゴを浮かせていたピン」を外していただき、微調整を行った上で満足いく見え方を追求しました。

今日の打ち合わせは「エルニーニョ」で!?

今回のオフィスリニューアルでは会議室も刷新しました。これまで本社の会議室は「第1会議室」や「応接室A」などのシンプルな名称でしたが、今回のリニューアルをきっかけに呼び方を「ルームA」などに変更し、さらに部屋のアルファベットが頭文字となる、気象にまつわる用語の愛称を社内投票で決めました。例えばルームAの愛称は「Aurora(オーロラ)」、ルームEの愛称は「El Niño(エルニーニョ)」です。会議室の名前にも、気象会社ならではの遊び心を取り入れました。

会議室や通路から見える風景は自慢のひとつ!ぜひ足を止めて、空の様子を眺めていただければと思います。
 
執務フロアの運用は部署ごとに異なりますが、フリーアドレスをメインとした開放感があり自由度の高いレイアウトになっています。

オフィスリニューアル検討チームを代表して、本社 管理部の宮畑信吾さんにお話を聞きました。

2023年12月、サンシャイン60ビルに入居して以来27年ぶりに、55階オフィス部分を全面リニューアルしました。
今回のリニューアルでは、リモートワークやウェブ会議などここ数年で大きく変わった働き方に対応するほか、組織改編などがあった際にも柔軟に対応できるオフィスを目指しました。

ビル側の改装工事と合わせて実施することで床や壁、天井もキレイになり、とても明るいオフィスになったと思います。特にエントランスはこれまでの重厚なイメージから一新し、窓に面した会議室を増やしたこともあり、お客さまをお招きしやすくなったのではないでしょうか。

フリーアドレス導入で働き方がガラッと変わり戸惑いもあると思いますが、その日の仕事に合わせて座席を選べたり、他部署の人とコミュニケーションしやすくなったりとメリットもありますので、良い面を伸ばしていってもらえればと考えています。

番外編~リニューアル前のエントランス(受付)~

社内からは「すでに懐かしい!」という声が聞こえてきそうです…。

オフィスのリニューアルはこれで完了ではなく、この先も働くメンバーとともにアップデートを続けていきます。
今後も日本気象協会の仕事にまつわるさまざまなエピソードをお届けしていきます。社内の皆さんからは、こんな企画を読んでみたい!というリクエストもお待ちしています。今後も日本気象協会 公式note「Harmonability style」をどうぞお楽しみに!

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